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アレルギーになりたくなかったらマーガリンは即やめるべき!

最近、マーガリンはプラスチックだから危険であるというのが話題になりました。

ジョン・フィネガン氏の著書『危険な油が病気を起こしている』の中で可塑性という意味で使われたプラスチックを誤訳したのが始まりだということです。

それを受けて『マーガリンがプラスチックは嘘』だ→『マーガリンは危険は嘘』というツィッターが増えていますが、可塑性があろうとなかろうとマーガリンがトランス脂肪を多く含んでいるというのは本当で、トランス脂肪の取りすぎがアレルギーの原因の一つになっています。

トランス脂肪酸を摂取しないで必要な脂肪酸を摂取し、アレルギーを克服する方法を考えてみました。

マーガリンは低カロリーだから体にいい?

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マーガリンの100gのカロリー:758キロカロリー
バターの100gのカロリー:748キロカロリー

マーガリンの場合、ダイエット用のライトタイプなどもありますから一概には言えませんが、バターとマーガリンのカロリーはほぼ同じと考えて間違いないようです。

マーガリンが低カロリーだというのはリノール酸でコレステロールが取れる→コレステロールはデブの象徴→マーガリンは痩せるという感じで発展した考え方から生まれた誤解と考えられrます。

マーガリンはリノール酸が体に良いということからバターに代わって売り上げを伸ばしてきました。

70年代、80年代の健康志向の人たちはバターをやめて、マーガリンを使いはじめました。

面白い研究を紹介している人がいます。Stephan Guyenetさんが、”William P. Castelli’氏の研究グループのMargarine Intake and Subsequent Coronary Heart Disease in Menという20年間にわたる観察を紹介しています。

バターを食べている人とマーガリンを食べている人とを比べているのですが、もちろん動物実験のように条件を統一するのは難しいです。マーガリンを食べている人たちは健康志向なので喫煙率も低く、健康な生活を送っている可能性が大きいはずです。

http://wholehealthsource.blogspot.com.es/2009/10/butter-vs-margarine-showdown.html

マーガリンまたはバターを一日にティスプーン5杯以上取っているグループではマーガリンのグループがはるかに多くなっていました。4杯以下のグループの場合は多分そのほかの健康に留意している要素が強く出ているのでしょう。

コレステロール対策で心臓疾患を減少するはずのマーガリンが、反対に心臓疾患の原因になってしまっていたのです。

これはトランス脂肪の取りすぎが原因と考えられます。

海外ではすでにトランス脂肪に関する規制が厳しくなりつつあります。

農林水産省ホームページ http://wholehealthsource.blogspot.com.es/2009/10/butter-vs-margarine-showdown.html

 

トランス脂肪酸の含有量を規制している国

デンマーク、スイス、ニューヨーク市、

デンマークでは食品中のトランス脂肪が製品に含まれる油脂の2%を超えてはならないとしています。油脂100gにトランス脂肪酸1g未満の場合、『トランス脂肪酸を含まない」と表示できます。

この規制の結果、油脂100gあたり2g以上のトランス脂肪酸を含む食品の割合が、2002年26%から2013年には6%まで減少しました。

 

トランス脂肪酸の表示を義務付けている国

米国、韓国などで義務付けられています。米国の場合は一食分で0.5mg未満であらば含有していないと表示できます。

この規制ができてから米国人のトランス脂肪酸摂取量は1日1.3gまで減少しました。

日本ではトランス脂肪酸を摂取している平均値はかなり低いので心配はないと厚生省は発表しています。しかし、平均値が低いからといっても実際にトランス脂肪酸によって体調を壊している人もいるのではないでしょうか。

まず『平均値』という言葉について考えてみます。

少し古いデータですが、1998年の『日本人の平均収入700万円』と出ていました。700万と言えば大体月50万円プラスボーナス100万円という風に考えられます。贅沢はできないかもしれませんが生活を楽しめる収入です。しかし、実際は700万を稼いでいる人は少なく、グラフを見てみると300万以下と4000万以上がピークになっているのでした。

これと同様にトランス脂肪酸摂取量は、あっさりしたものしか食べられなくなった老人や母親によってきちんと食事をコントロールされた乳幼児も含まれた『平均値』です。

ですから、20代で一人暮らし、外食が多いという場合はかなり多くのトランス脂肪酸を摂取していることは容易に想像できます。

国による規制はある程度必要だと考えます。

 

トランス脂肪酸の取りすぎは命を縮めます。

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”2002年に開催された「食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合」の報告書(2003)では、心血管疾患(CVD)、特に冠動脈性心疾患(CHD)のリスクを高める確実な証拠があるとされています。

同報告書では、トランス脂肪酸が2型糖尿病のリスクを増加させるかどうかについては、可能性はあるが証拠が不十分であるとされています。””

農林水産省 http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/trans_eikyou.html

かなり消極的な農林省の発表でこの程度なのですからトランス脂肪酸の危険性はかなりのものだということがわかります。マーガリンを食べる『必然性』は健康に良いからでした。リノール酸が健康のシンボルのように感じられた時代がありました。しかし、トランス脂肪酸の問題以前にも常温で液体である油脂を人工的に固体にしているという時点でこれはあまり良くないかもしれないと考えるべきだったのではないでしょうか。

 

バターなら安心?

バターは生クリームから作られます。家でも作ることができます。生クリームをしっかりあわ立てます。ケーキの作り方の本に必ず書かれている注意書きがあります。

『生クリームをあわ立てすぎると分離するので注意してください。』

生クリームはあわ立てすぎると分離してしまいます。分離した生クリームをさらにあわ立てます。その分離した固形部分をさらしまたはガーゼの袋に入れて3~5日間、涼しい所に吊り下げてさらにしっかり水分を取ってしまったのがバターです。多分、お菓子を作ろうとしてあわ立て過ぎてしまった人が考え出したのがバターだったのではないでしょうか。

つまり、バターは濃厚な牛乳と考えられます。

動物からできる食品、乳製品、肉類には自然のトランス脂肪酸が含まれています。

もちろん、普通に食べる分にはマーガリンほど問題はありませんが、アレルギーを治療したい場合はカットした方が良い食品です。

実際に乳製品全般(ヨーグルトは発酵食品なので除外)を食べないようにしたらアトピーが治ったという報告が沢山あります。

また、当然肥満の原因になります。

 

バターもマーガリンもあまりお勧めではなかったらトーストに何を塗る?

オリーブオイルをお勧めします。ただし、最近はオリーブオイルがブームになったこともあって偽物が出回っていると言われています。

また、輸入品はその運送手段によっては、高熱の赤道を通って輸入されているので品質が維持されているか不安です。

どの食べ物もできれば国産品を選ばれるのがいいのではないでしょうか。瀬戸内海は日本の地中海と呼ばれ、内海であるためにとても地中海に似ているので小豆島では昔からオリーブの栽培をしています。

オリーブに対する情熱は素晴らしいものがあり、かなり高品質なオリーブオイルを作っています。また、消費者の健康を考えてオリーブオイルが広く使われることを心から祈って活動されています。

昭和30年からオリーブオイルを作っている東洋オリーブを紹介します。

http://www.tolea.jp/
http://www.tolea.jp

スペインで食べられるトマトとオリーブオイルのトースターを紹介します。

photo

https://cookpad.com/es/recetas/132377-tostadas-con-tomate

トマトはすりおろします。すりおろしたトマトにオリーブオイルを混ぜ、(好みでだいたいトマト1個に小さじ1、塩少々)好みでオレガノ、またはタイムを少し入れます。トーストにのせていただきます。パンはオイルフリーのバゲットを使います。

 

サラダ油がアレルギーの原因に

サラダ油とはなんでしょうか?

サラダオイルというとサラダのために作られた美味しい油みたいに感じられますが、そうではなくサラダ=混ぜるという意味で色々な油が混ざって作られています。

ヤシ油も混ぜられているということです。ヤシ油はそのままではまずく独特の匂いがあるので添加物を混ぜてサラダ油にします。

多くの添加物を混ぜるためにもともとあった抗酸化物質が失われてしまいます。ですから、さらに抗酸化物質、発がん性の疑いもあるBHAなどの酸化防止剤を混入します。

製造過程で何度も高温加熱処理されるとアルツハイマーの原因と言われているヒドロキシノネナールが生成されます。

また、サラダ油に限らずリノール酸の多量摂取がアレルギーの原因になっています。リノール酸は必須脂肪酸ですが、まず不足することはないのであえて意識して取る必要はありません。

 

健康にいい油はどれ?

油の種類を見ていきましょう。

まず、油は二種類に分けられます。

飽和脂肪酸不飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸の代表的なものとして、バター、ラードがあります。そのせいか体に悪いというイメージが強かったのですが、最近、ダイエットや健康食として注目を浴びているココナッツオイルも飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸は体内で作ることができるのであえて摂取する必要はありません。

不飽和脂肪酸は、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられます。

そして、多価不飽和脂肪酸はオメガ3系とオメガ6系に分けられ、一価不飽和脂肪酸はオメガ9系と呼ばれます。

オメガ9系

オリーブオイル、アボガドオイル、アーモンドオイル、アルガンオイル、米油、キャノーラ油などがあります。オメガ9系は主にオレイン酸で酸化しにくく保存しやすい油です。アルガンオイルは美容にもとてもいいといわれています。

オレイン酸の効能

  • 体内の酸化を防ぎ、脳や体の細胞を活性化し、健康にします。
  • 血液をきれいにする。
  • 悪玉コレステロールを減らす。
  • 動脈硬化・心筋梗塞の予防
  • お通じをよくする。
  • 胃酸過多や胃潰瘍の予防

オメガ3系

魚油に含まれている油です。

荏胡麻油
亜麻仁油
グリーンナッツオイル
チアシードオイルなど。
くるみにも比較的多く含まれています。

オメガ3系は体内で作ることができない、必須脂肪酸です。

αリノレン酸が主成分で体内に入るとEPA(エイコサペンタエン酸)や DHA(ドコサヘキサエン酸)に変化します。DHAの血液中濃度が低くなると認知症になりやすいという研究結果もあります。

そのほかの効能としては、

  • がんの抑制
  • アレルギーを抑える
  • 免疫機能をアップする
  • 鬱の緩和
  • 月経前の精神的な不安定を和らげます。
  • 悪玉コレステロールを減らすだけではなく、善玉コレステロールを増やす働きもあります。

オメガ6系

植物油全般がオメガ6と思ってよいでしょう。
菜種油
紅花油
ひまわり油
ごま油
グレープシードオイルなど。

リノール酸を含む油です。リノール酸はコレステロールを抑え、血圧を抑えるなどの効果がありますが、とりすぎの弊害の方が大きいので注意が必要です。

摂りすぎるとアレルギー症状、老化の促進、免疫が低下するなどの影響が出てきます。

オメガ3とオメガ6の理想的な摂取の割合は1:4

魚をたくさん食べていた時代には問題なかったのですが、魚を食べる量が減り、揚げ物や市販の菓子類を食べるようになってその割合は崩れています。下手をすると1:50くらいの人もいるくらいです。オメガ9は体内で生成されるので摂る必要はないと言われていますが、調理をオメガ9のオイルを使うことでオメガ6の量を減らすことは可能です。

 

オメガ3を多めにとりましょう

オメガ3を意識して摂取するようにしましょう。サラダにはもちろん酢の物にも少し垂らすと美味しくなります。

サラダにはドレッシングではなく、イタリアやスペイン式に油と酢、塩を各自好みでかけるようにします。できるだけ素材がはっきりしたものを食べるようにする『意識』が大事です。

オメガ3は熱に弱く、酸化しやすいのでオメガ3系の油を購入するときは缶や不透明のガラスに入った1ヶ月で使い切ることができる量のものを買いましょう。

亜麻仁種をふりかけのようにご飯にかけるのも簡単です。
http://cookpad.com/recipe/4141500

そして、魚料理を週に一度は食べるようにしましょう。

くるみにもオメガ3が入ってますから、くるみの和え物などもおすすめです。

健康志向の強いドイツ人は黒いパンにくるみと味噌(日本の味噌です。)をよく混ぜたものを塗って食べるそうです。くるみ味噌はご飯にも合いそうですね。

 

まとめ

何と言ってもバラエティーに富んだ食卓を工夫することが大事ですね。それが、アレルギーだけではなく色々な病を少なくしてくれる一番の薬です。それから何が入っているのかをしっかり把握することです。それがたとえわずかでも重なっていくとだんだん体が処理できなくなってしまいます。

素材がきちんとわかるものを口にしましょう。それは大変なことのようですが、例えばお腹がちょっと空いたようなとき、菓子パンなどは食べないでりんご等の果物、おにぎりなどを食べるようにします。ドレッシングやマヨネーズではなく、オイルと酢を使います。ほんのちょっとしたことの積み重ねでアレルギーを克服していきましょう。

 

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ライター紹介 ライター一覧

bene

bene

典型的一人っ子として病気ガチな子供として成長しました。

36歳で周りの心配をよそに出産。

もともと腎臓に疾患があったので中絶を勧められましたが、無事出産。

長女が2カ月でアトピーになったのを機に自然治癒や食物に興味を持ちました。

39、41歳で二人目三人目を出産。

40の時に夫の母国スペインに引っ越し。

三人いると調理もやりがいがありますので調理師学校に入り、調理師免許取得しました。

46歳で脳腫瘍発見され、放射線治療。

50をすぎて花粉症が始まり一通りの病を経験したことになります。


趣味はハーブを育てることとパン作り。

スペインは意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、日常的にハーブをよくいただきます。それで自然とハーブを使う生活になりました。

山に行くと野生のタイム、ラベンダー、ローズマリーが茂っています。

お風呂に惜しげも無く入れたり、いろいろな使い方をしています。

多分そういうこともあって、スペインの人は健康に気をつけているようでもないのに比較的長生きなのでしょう。そして、寝たきり老人もいません。健康な90歳があちらこちらに言います。その秘密は? そういうことも書いていきたいと思います。


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