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子供のやる気を引き出す、とってもシンプルな4つの方法

子育てにおいての悩みは尽きないものですが、その一つとして多くのお母さんが抱えているのが、

どうしたら子供がやる気を出して勉強してくれるか

ということです。

やる気の見られない子供を目の前に、頭ごなしに怒ってしまったり、あれしなさいこれしなさいとうるさく言ってしまったりして、夜に寝顔を見ながら、今日も褒めてあげられなかった・・・と後悔するお母さんは多いものです。

子供のやる気はお母さんの言葉がけ一つで変わるもの、そして、子供のペースに合わせて一緒に歩いてあげることで生まれる安心感や自己肯定感によって身に付いていくものなのです。

子供にこうなってほしいと願うよりまず先に、お母さん自身が変わる必要があるのかもしれません。

子供は本当は勉強好き

学校から帰ってきて、宿題をやろうと机に向かうも、ちっとも集中して勉強してくれない我が子、何度やっても同じ間違いをして、注意をしてもちゃんと聞いてくれない我が子を前にイライラしてしまう。

そういうときにどんな声掛けをしているでしょうか。

「早く宿題やりなさい!」

「なんでちゃんとやらないの!」

「いつまでもできないんじゃダメでしょ!」

など否定的な言葉ばかりかけていませんか。

このような否定的な言葉を浴びせると、子供は、お母さんの思いとは裏腹にどんどんどんどんやる気を失っていってしまいます。

兄弟や友達と比べるような言葉や、「もっときれいに書きなさい」「これじゃ丸もらえないよ」などやったことに対してのダメ出しオンパレードも同じです。

子供のやる気って、お母さんが自分を見る肯定的な目によってわいてくるものなんです。

そもそも子供は本当は勉強が大好きなもの。

小さな頃は好奇心がとっても旺盛で、「これはなに?」「あれってどういうこと?」と、こちらが息つく暇もなく聞いてきますよね。

見るもの、聞こえるもの、臭うもの、食べるもの、触るものすべてが気になり、すべてのことについて知っていたいのが子供なんです。

初めて知ることにどきどきしたり、もっと知りたいわくわくしたり、純粋だからこそその思いは強く、そのどきどきわくわく感が子供のやる気、モチベーションを高めているといっても過言ではありません。

学校で習う漢字はちっとも覚えてくれないけど、恐竜の名前は全部言えたり、教科書は集中して読んでくれないけど、電車の図鑑は何度も何度も読んでいたりしますよね。

このことからも分かるように、興味のあることにかける情熱は、大人にはまねのできないくらい熱いものがあるんです。

勉強に関してもそれは同じです。

初めてノートを使う瞬間、初めてひらがなを習う時、初めて計算ができた時・・・子供はるんるん気分で「勉強って楽しい!」と思っているんです。

それが失われてしまうのは、お母さんの言葉かけが大きな原因の一つであることを忘れてはいけません。

できていないことを正すのが間違いだということではなく、言葉のチョイスを考えてみることが大切なのです。

「こうできたらママも嬉しいな」

「昨日より上手に書けたね」

「よく頑張っているね」

などの肯定的な言葉かけは子供のやる気を持続させる言葉です。

思い通りにならない我が子を見て、どうしても褒められないと悩むお母さんもいるでしょうが、ちょっと肩の力を抜いて見てあげてください。

否定的な言葉かけによって育つのは、学習力ではなく、自己否定の感情です。

お母さんが褒め上手になることが子供のやる気を引き出し、能力を伸ばす一番の方法といっても過言ではありません。

やる気になれる環境づくり

子供のやる気は、お母さんの言葉かけだけでなく、その子を取り巻く環境によっても左右されるものです。

例えば机の位置。

机の上が暗かったり、ふと顔を上げた時に目の前に壁が迫っていたりするような場所での勉強は、成果が上がりにくくなります。

利き手の反対側に窓があるように机を設置する、勉強机の電気も利き手側にならないようにするなど、机の上がいつも明るい状態であるようにしてあげましょう。

机の上には極力余計なものを置かないようにすることも大切です。

すぐ目の前に壁や大きな本棚があったりするのもよくありません。

できない、わからないという状況に陥ってしまったときに、気分的も逃げ場がなくなってしまうからです。

目の前の圧迫感に、心がくじけてしまって、上手に気分転換ができないことが多いのです。

むしろ、机の前にはスペースを作り、背後に本棚などを設置してみましょう。後ろが開放的になっているとそれはそれで、気が散ってしまうからです。

また、机は、人の出入りが分かる位置に設置しましょう。

誰が入ってくるか分からないという不安な状況では集中して勉強することができないからです。

逆に、ベッドを見える位置に机を置くのはよくありません。休憩処の代表格であるベッドが近くにあると、ついつい怠けたくなってしまうのは大人でも同じこと。

また、近くにゲーム機などの遊び道具を置かないようにすることもポイントです。

楽しいものがちらちら目に入ってくると、気もそぞろになり、子供にとっては勉強どころではなくなっちゃうんです。

そして、勉強をする部屋の温度にも配慮を。

さあ、やろう!と思えるのに適しているのは、足元は暖かく、顔のあたりはちょっとひんやりした温度です。

顔や頭があったまりすぎるとぼーっとしたり眠くなったりしてしてしまうので要注意です。

さらに、勉強部屋の電気は、昼光色がおすすめです。寒色系の色味の方が、気持ちが落ち着いて集中力ややる気が上がるためです。

勉強をする空間は、赤や黄色などの目がチカチカしてしまいそうなものよりもブルーやグリーンなどの色合いにしてあげましょう。

最後に環境作りの一つとして、勉強道具にも注目してみましょう。

鉛筆やノート、下敷きなど、お母さんが張り切って用意するよりも、子供と一緒にお買い物に行って好きなものを選ばせてあげると、子供は喜んでそれを使いたがります。

ものでつるのは・・・と思うかもしれませんが、勉強道具一つにも喜びを感じるのも子供ならでは。

やる気アップの一手として使ってみてはいかがでしょう。

身近な目標設定を一緒にする

子供のやる気が持続するポイントの一つに、子供自身が安心して勉強できているかどうかということがあります。

人間は、何か行動を起こすとき、それが初めての事であればあるほど「できるのだろうか」「失敗しないだろうか」と不安な気持ちが募るものです。

挑戦してみようと思うために必要なことは「守ってもらえるから失敗しても大丈夫なんだ」という安心感なのです。

子供がどんなことにも果敢に向かっていくのは、もちろん怖いもの知らずな面もあるでしょうが、何よりも守られているという安心感が大事なのです。

それは勉強も同じこと。

例えば、勉強中はさんざん放っておかれたのに、宿題のでき上がりを見て「この字が汚い」とか「ここができていない」と言われたり、テストの結果を見て「どうしてできないの」「もっと勉強しなきゃダメじゃない」などと言われたりしたらどうでしょう。

子供なりの頑張りを全く見てあげないで、結果だけに注目した言葉かけは子供のやる気を一気にそいでしまいます。

そうではなくて、一緒に歩いてあげるという姿勢を見せることがとても大切です。

「宿題は6時までに終わらせて、アニメを一緒に見ようね。」とか

「今日はこの2つの漢字をしっかり書けるようにしようね。」とか

「次のテストでは、あと5点アップを目指して勉強しようね。」など、

スモールステップを設定して、それが実現できるように寄り添ってあげてください。

できないままでいいなんて思っている子はいません。

お母さんにはいつも褒められたい・・・これが子供の最大の願いです。

お母さんの喜ぶ姿が何よりも嬉しいんです。

でも、それができないのは、どうしたらいいのか分からないから。どうしたら覚えられるようになるのか、どうしたら時間通りに宿題を終わらせられるようになるのか、子供だけではその解決法はなかなか見つかりません。

「こうしたらいいよ。」というアドバイスとともに、

「こうなれたら嬉しいね、だから頑張ろう!」というお母さんの子供に対しての期待感を存分に感じさせてあげてください。

期待されると子供は奮闘します。

お母さんからのエールは何よりも子供のやる気につながるのです。

得意なものから始める

お母さんがどんなに励ましても、勉強する環境を工夫しても、それでも思うとおりにやる気を起こしてくれないときもあります。

子供はとってもきまぐれなので、思わぬところでやる気を見せたり、昨日はできたのに今日はできなかったりすることはよくあることなのです。

そんなことは分かっていても、やっぱりできないことを何とかしなきゃと思うのが親心でもあり、母親としてのプライドを保つための親のエゴでもあり、お母さんたちは躍起になって、子供が苦手としていることをやらせようとしてしまうのです。

しかし、これでは子供は、むしろやりたくないという思いを募らせてしまい、やらせればやらせるほど事態を悪化させてしまいます。

やってもやってもできるようにならないことなんて、大人だって嫌になってしまいます。

重要なのは、何かに取り組むことへの前向きな気持ちです。

前向きな気持ちは、成功体験から生まれるもの。

そのためには、できることからやらせてあげることが一番なんです。

どんな簡単な事でも、できて当たり前だなんて思ってはいけません。

例えばお母さんが毎日の食事を作ってくれる事が当たり前になっている場合はよくある話です。

「お母さん、いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう」

と言われたらどう感じますか?

もっと頑張ろうと思うはずです。

毎朝学校に元気に行く事、友達と元気に遊ぶ事、5時間も6時間も学校で席に座っている事だってすごい事なんです。

できることはすごいことなのです。

当たり前に感じていることを認めてあげることで、子供は自己肯定感を知らず知らずのうちに高めることができ、次のステップへと踏み出す力を持つことができます。

ちゃんと宿題をしていたら、「頑張って宿題をやっているんだね」と認めてあげてください。

テストで100点が取れないことを言うのではなく、50点から60点になったことを認めてあげてください。そして間違えたものをどうしたらできるようになるかを子供に質問して見てください。

「なぜ?」と聞くと子供は言い訳を返してきますが、

「どうしたら?」と聞いたら解決策を考えるようになります。

苦手なものは後回しなんて、できるようになるには遠回りな気もしますが、できたという成功体験によって得た自信が、苦手克服へのカギとなるのは間違いないです。

お母さんからの勇気付け

子供のやる気を引き出すには、お母さんの言葉かけや働きかけが何よりも大切です。

できないことに対しての厳しい叱責は、子供の心をどんどん後ろ向きにさせてしまいます。

できないとき、失敗してしまったときに子供がかけてほしい言葉は、それをカバーしてくれる、温かく包み込んでくれるような言葉や反応です。

やったことに対しての結果が出なかったとき、一番ショックを受けているのは子供本人です。

そこへ、お母さんからの否定的な言葉を投げつけられた子供の心を想像してみてください。

どうして?なんで?と思うお母さんの気持ちはぐっとこらえて、子供の心に寄り添いフォローしてあげましょう。

失敗は成功のもととも言いますが、失敗することから得ることは、失敗をせずに進んでいくよりもずっと大きいものです。

お母さんがこうしなさいというのではなく、

「今度はどんな風にしてみたらいいかな?」

「何がいけなかったのかな?」

と子供自身に考えさせてから、次への方向性を見つけてあげることも大切なことです。

そうすることで、子供はお母さんから信頼されていると思うことができますし、一緒に進んでくれるんだと勇気を持つことができます。

今、こんな風になっていてほしいではなく、将来こんな子に育ってほしいという長い目をもって、その目標に向かって母子二人三脚で歩んでいきましょう。

やる気を出す方法まとめ

子供のやる気を引き出すためには、まず、勉強する環境を整えてあげること、そして、お母さんからの励ましの言葉です。

どんなことも、結果に一喜一憂するのをやめて、それまでのプロセスを見てアドバイスをしてあげること、そして、まだまだ一緒に頑張っていこう!と子供に勇気を与えてあげることが大事です。

子供のやる気スイッチを押してあげるのはほかならぬお母さんの愛ある言葉一つなのです。

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ライター紹介 ライター一覧

はるのこ

はるのこ

長年小学校で教師をしてきました。

子ども目線で物を見たり考えたりできる教師でありたいと思っています。

ひとりひとりの人格を尊重し、子どもの考えを理解したうえで、指導したり励まして伸ばしたりすることを心がけています。大人の「できて当たり前」を押し付けないようにしています。

時に厳しく時に優しく、寛大な気持ちで子供と向き合いながら、子どもの成長を一緒に喜べることが私にとって教師の醍醐味です。

5年前に結婚してから、料理のことや健康に関して、家事全般についていろいろなものを見たり聞いたりしながら勉強し始めました。

好きなことは旅行で、国内外いろいろなところに出かけています。


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