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卵子の質を上げる食品とは?卵子の質を上げる手術で成功例も

妊活中の女性は赤ちゃんを授かれるよう、藁にもすがる思いで過ごしています。

ここ数年で不妊治療は大きく変化し、今までは妊娠を諦めてしまっていたような年齢でも妊娠できる可能性が見えてきました。

発育過程の卵胞から分泌されるAMH(アンチミューラリアホルモン)検査が普及したことにより、卵巣内に残る卵子の数を計測でき、また、卵子の予備能(卵巣機能の潜在的な予備力)がどれくらいあるかも調べることができるようになりました。

しかし、どれくらいの卵子が残っているかということよりも、質の良い卵子が大切で、それがひとつでもあれば妊娠することは可能です。

質の悪い卵子がどれだけあっても、妊娠する可能性は低くなってしまいます。

ひと月に1回の排卵のチャンスに、質の良い卵子が出来上がっているかということが最も大切なことなんです。

対外受精の際、「卵子前駆細胞」からミトコンドリアを抽出し、卵子と精子と一緒に注入することで、卵子の質を上げるという手術で妊娠できた成功例もあります。

妊娠の確率を少しでもアップさせるためにはどんな方法があるのか、卵子の質を上げる方法ついて説明していきます。

ぜひ、今後の妊活に役立ててください。

卵子の質は年齢とともに低下する?

卵巣では卵子は作られておらず、生まれる前に作られた卵子が保存されているだけです。生きた卵子はどんどん消滅して数がどんどん減少するとともに、年齢とともに卵子自体も年をとり古くなります。

35歳を過ぎた女性は、妊娠率が低下し流産率が増加する傾向にあります。これは、加齢に伴い卵子の染色体異常が起こり、受精後の胚発育が悪化することが原因だと言われています。

卵子と精子の染色体は各23本です。受精卵になることで染色体が46本になります。卵巣内で卵子が老化すると、正常に染色体分離が行われず、結果的に染色体異常が起こってしまうという説もあります。

しかし、そのメカニズムについては未だ明らかにされておらず、特にそれに対する予防法もありません。

AMH(アンチミューラリアホルモン)検査とは

AMHとは、アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。

その値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。

AMHは卵巣の中に残っている卵子の目安となる評価指標で、不妊症治療領域では近年話題になり注目されています。

しかし、AMHの数値が表すのはあくまでも卵子の在庫の目安で、その卵の質がいいか、順調に育つかは年齢に一番関係があります。実際にAMHの値が0であっても治療により妊娠をしている方もいます。

卵子の老化は実年齢に比例することがわかっています。なので同じAMHの値であっても、年齢が高くなればなるほど妊娠の可能性は低くなります。

卵子の質を上げる手術

卵子の質を上げる手術も行われています。

方法としては、本人の卵巣から腹腔鏡手術により「ミトコンドリア」を採取し、体外受精の際に、精子と一緒に卵子の中に注入することで受精の確率を上げるというものです。

人の生殖細胞を発育させるには、新陳代謝が必要不可欠です。ミトコンドリアのエネルギー代謝を利用することで卵子の若返りや質の向上を図る手術法です。

ミトコンドリアの主な働き

ミトコンドリアは人間の細胞に備わっており、酸素を使用し、糖や脂肪を燃焼させることでエネルギーを作っています。

このミトコンドリアは加齢と共に減少し、40代に突入すると一気にその働きが衰えてしまいます。

これが「老化」につながり、新陳代謝が弱くなることで不妊を引き起こしてしまうと考えられています。

海外では成功例も多数報告されています

アメリカやカナダ、トルコの3カ国で、270例以上が実施されています。そのうち、約30例の出産がなされているそうです。

日本でも大阪市の不妊治療施設で初めて実施され、妊娠に至ったという成功例もあります。その後、出産まで至った方は約10%であると言われています。

 母親本人の卵巣から採取したミトコンドリアを卵子に自家移植する新たな手法で、女性4人から5人の健康な子どもが生まれたと、大阪市の不妊治療施設が21日発表した。だが、施設側は、ミトコンドリアの移植と妊娠・出産との因果関係などの詳細については「説明できない」としており、専門家からは、効果や安全性への疑問の声が上がっている。

 この手法は患者の卵巣から、細胞の中でエネルギーを作るミトコンドリアを採取し、体外受精の際に卵子に精子と共に注入するもの。米国企業を中心に開発された手法で、一部では「卵子若返り」とも呼ばれる。国内での出産報告は初めて。

 発表した「HORACグランフロント大阪クリニック」によると、同市内の病院と共同で21人の女性にこの手法を実施。うち6人が妊娠し、4人が今年出産したとしている。うち1人は双子を出産したという。

 日本産科婦人科学会は2015年に臨床研究として実施を容認している。しかし、昨年の開始時には患者負担は約250万円とされ、医療行為に当たるとの指摘もあった。生殖補助医療に詳しい北海道大の石井哲也教授(生命倫理)は「科学的データを取った上で移植しているのか。情報開示が乏しく、有効性は疑問だ」と指摘する。【千葉紀和】

引用:https://mainichi.jp/

卵子の質を上げる食品とは?

卵子の質を上げるための基本は、3食バランスのとれた食事を摂ることです。

さらに、抗酸化作用が高い食材やカリウム、大豆イソフラボンを積極的に摂取すると卵子の質を上げるにはいいと発表されています。

抗酸化作用の高い食材

抗酸化作用の高い食品はビタミンを多く含む食材です。

  • 人参
  • キャベツ
  • 生姜
  • ナス
  • バナナ
  • リンゴ
  • ホウレン草
  • にんにく
  • トマト
  • かぼちゃ
  • ブロッコリー
  • オレンジ
  • パプリカ
  • キウイ
  • イチゴ

などが卵子の質を高めるにはとても良い食材であると言われています。

カリウム

卵子をより質の良いものに成長させるためには、カリウムの摂取が必須であると言われています。

カリウムは野菜、果物、肉、魚、種実類、藻類、豆、芋など自然の食材の多くにまんべんなく含まれるミネラルです。

カリウムを多く含む食品は、

  • 昆布類
  • ひじき
  • わかめ
  • 岩のり
  • ベーキングパウダー
  • パセリ
  • 切り干し大根
  • ホウレン草
  • サニーレタス
  • バナナ
  • きな粉
  • 大豆
  • にんにく

などです。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ているため、植物エストロゲンの一つといわれ、女性ホルモンのような作用があります。

女性ホルモンの活性化にもつながる良い食材であることから、常時摂取できるようストックさせておくと良いと思います。

大豆を原料とする食品(納豆、豆乳、きな粉など)のほとんどに含まれていますが、含有量が少ないためサプリメントを活用するのもいいですね。

その他にも、魚や魚介類も意識して摂取すると良いでしょう。

卵子の質を高めるという点だけではなく、健康面も考慮し、野菜や魚、果物をしっかりとバランスよく摂取してくださいね。

また、卵子を健康な状態に保つためにも、極力無農薬の有機野菜をとるようにして下さい。

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食生活を改善してみる

卵子の質を高め、妊娠しやすい身体作りにするためには、やはり原点である食生活の改善が最も有効な方法です。

最近は食生活も欧米化しています。自然と脂肪を摂取しすぎてしまい、それがが女性ホルモンの活動を妨げ、妊娠しにくい身体となり、不妊の原因にもなっているのです。

日本人としての原点に戻り、和食を中心とした食事法に改めると良い結果を生み出すことになるのではないでしょうか。

食生活は身体を作り、あなたの健康を維持する基盤です。

また、先ほどお話しした抗酸化作用をもつ野菜も健康維持には効果的です。

人参、カボチャ、キャベツ、にんにく、生姜、トマト、ナスなどは抗酸化作用を持つといわれています。またアボカドやバナナ、特にバナナは抗酸化作用がとても強いので、妊活を考えたら毎日1本食べるのもいいかもしれません。

野菜中心の食生活に改善することで、卵子を良い状態に維持することができます。

また、飲み物も冷たいものは体を冷やし、子宮の健康にはよくありません。常温か温かい飲み物を飲むようにしましょう。

一方で、女性なら目がない人が多いスィーツや、肉類を多く摂取すると、血流が悪くなり、卵子の質が低下してしまいます。

しかし全く摂取しないとなると健康を維持できませんし、ストレスにもなりますので、摂取量を考えながら摂取するようにしましょう。

基本的には野菜やカリウムを多く含む食品を多めにとることを心掛けましょう。

卵子の質を上げるサプリメント

現代の食事ではいいことはわかっていても、なかなか必要な栄養素を摂取できない場合もあります。

そんな時には葉酸や生殖機能の活性化を促進させる成分を含んだサプリメントの利用も検討してみましょう。

サプリメントも卵子の質を上げるためには有効です。

特にプラセンタを含むサプリメントは、細胞の新陳代謝を活性化させるだけではなく、それと同時に卵子の細胞も活性化させることができる為、自然と卵子の質が向上すると言われています。

プラセンタを普段の生活の中で摂取することは難しいので、サプリメントで摂取する女性が急増しています。

プラセンタを摂取する方法にはプラセンタ注射という方法もあります。効果としては即効性があるものの費用も高く、長期的にサプリメントを使用する方が効果的であるという方もいます。

プラセンタと同じ効果が認められるという「マカ」も妊活を考える女性に人気があります。

卵子の質をアップさせる為には、このようなサプリメントを積極的に摂取することも有効な方法です。

卵子の質を上げる漢方

妊活に漢方を利用される方も多いですね。不妊治療には漢方を薦める産婦人科医もたくさんいます。

漢方は、昔から日本に伝わる民間療法であり、今も不妊治療病院を受診した際に症状により処方されることがあります。

漢方薬には、病気の治療の他にも、健康促進の為に服用することもあります。

また、様々な組み合わせで飲むことで、良い効果を発揮すると言われています。

婦宝当帰膠

漢方の中でも、「婦宝当帰膠」は、更年期障害や生理不順に効果的である他、排卵を促進させる効果があるそうです。また、身体の体温を高める効果があり、不妊治療に効果的です。身体の体温が高まることで、子宮の機能が活発化し、卵子の質をより向上させることができます。

当帰芍薬散

「当帰芍薬散」は、痩せ形の体格の方に向く漢方薬で、生理不順や冷え性を改善させる効果があります。卵子の質をよくする為には冷え性は大敵です。

当帰芍薬散は、子宮機能を高める効果があることから、治療の一環として服用する方が多いと言われています。

温経湯

「温経湯」は肌が乾燥しがちな方や冷え性の方、また、体力に自信のない方、更年期障害の症状を抑えたい方にも効果を発揮します。温経湯は、他の漢方薬と一緒に処方されることが多いです。

漢方薬は使用する人によって効果が異なると言われています。

体温を上げる効果があり、基礎体温を上げることは良質な卵子を育てるためには必須ですので、より妊娠しやすい身体作りをすることができる為、幅広く利用されています。

妊活に効果のある漢方と鍼灸についてはこちらの記事でもまとめています。

【関連記事】40過ぎて妊活を始めるなら鍼灸と漢方も視野に入れて

まとめ

卵子の質を上げて、妊娠の確率を少しでもアップさせるための方法をご紹介しました。

卵子の質を上げる為には、

  • 抗酸化作用の高い食べ物を積極的にとる
  • カリウムをとる
  • 大豆イソフラボンをとる
  • 食生活を改善する
  • サプリメントを利用する
  • 漢方を利用する
  • 体を冷やさない

これらが重要なことがわかりました。

日常生活の中で無理のない程度に規則正しい生活をして、妊娠につながる項目をひとつでも増やし、妊娠しやすい身体作りを目指しましょう。

 

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