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大人でも増えているアトピー性皮膚炎。最新の研究結果による原因と対処方法は

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アトピー性皮膚炎の原因は皮膚にある菌?

アトピー性皮膚炎の原因は一つではなく複合的な要因だと考えられています。

  • 肌のバリア機能の低下
  • ターンオーバー(新陳代謝)サイクルの乱れ
  • 過酸化脂質の蓄積
  • 黄色ブドウ球菌やマラセチア菌、コリネバクテリウムなどの増加

アトピー性皮膚炎の患者さんは汗をかくと症状が悪化することが以前からわかっていました。

以前から真菌(「カビ」や「酵母」)とアトピーとの関係については言われていたのですが、その「原因物質」が特定されたのです。

広島大大学院の秀道広(ひでみちひろ)教授(皮膚科学)らの研究グループが、人間の皮膚に存在するカビが作り出すたんぱく質が原因であると発表しました。

この研究で、アトピー性皮膚炎はMGL-1304とよばれているタンパク質が大きな要因であることが明らかになりました。

このたんぱく質を作り出す菌がマラセチアといわれる皮膚に常在するカビで、増殖には脂質が必要なことから、皮脂の多い部位に定着しやすいといわれています。

40代以降の男性で急にフケが多くなったという場合にも、頭皮にマラセチアが大量繁殖し、脂漏性皮膚炎を起こしているためであることが多いそうです。

過労やストレス、睡眠不足、過食、抗生剤やステロイド剤の使用などによって皮脂が増加するとマラセチアが増殖し、それに対する炎症により、バリヤーが破壊され、その結果、マラセチア抗原によるアレルギー反応がおこりアトピー性皮膚炎になるというわけです。

マラセチアは脂が大好き

出典:http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/013/471/86/N000/000/000/130831633673716414372_P6102231_20110617221212.JPG

出典:http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/(マラセチア毛包炎)

過労やストレス、睡眠不足、過食、抗生剤、ステロイド剤の使用等によって皮脂は増加します。皮脂が増加するとマラセチアも増加し、炎症が惹起されやすいと言われています。

ストレスをためないように規則正しい生活を送ることで、皮脂の増加をある程度抑えることができます。

交感神経と副交感神経のバランスをとるのに一番いいのは笑うことで、笑いが多いとアトピー対策になったりもします。

皮膚を清潔にする

マラセチアだけでなく黄色ブドウ球菌もアトピー性皮膚炎を進行させてしまう要因です。

皮膚をなるべく清潔にすることで症状が緩和されることもあります。

汗をかいたらすぐに拭く、またはシャワーを浴びることで症状が軽くなる報告もたくさんあります。

シャワーの後にはローションやクリームで保湿し、弱酸性に保つことが大切です。

新薬がもうすぐできる!

pason

製薬企業各社は、アトピー性皮膚炎に対する新薬開発を活発に行っています。

仏サノフィと米リジェネロンの抗体医薬デュピルマブは国内で開発の最終段階を迎えており、米国では承認申請が目前です。中外製薬も抗体医薬ネモリズマブの開発を進めていて、早ければ2019年度にも承認申請が行われる見通しです。

基礎体力を強める栄養成分を摂る

アトピー性皮膚炎の患者さんは、消化器官が弱かったり、血圧が低かったり、代謝能力が低かったり、免疫力が低かったりなどの特長があるといいます。

鉄分、亜鉛、銅、葉酸、ナイアシン、ビタミンB群(B1、B2、B6、B12)などを積極的に摂るようにしましょう。

また腸内環境を整えることで体質改善すると、アトピーの症状が軽減されます。

アトピーにならないように控えたほうがいい食べ物

は多くの動物性脂肪を含むので控えましょう。できれば鶏肉のササミなど脂肪の少ない肉にしましょう。肉の食べすぎがアトピーの要因にもなります。

植物油に含まれているリノール酸がアトピーの原因でもあるそうです。

マーガリンは、「ヘキサン」という化学溶剤で抽出し、「トランス脂肪酸」が大量に含まれる油に「水素を」添加して固体化させて、さらに消化に悪い食べ物にした「もっとも悪い油」です。

コンビニ弁当類、スナック菓子、惣菜、ファストフード等は、リノール酸や酸化した油、マーガリンを使用している場合が多いので極力さけましょう。

砂糖を多くとることで腸の動きや消化力が低下し、体内に有害なものやアレルゲンが入ってきた時にうまく消化できず、それもアトピーの原因になります。

もち米はオメガ6系の脂質であるリノール酸を多く含んでいるのでなるべくとらないほうがいいです。

牛乳は、消化が極めて悪い「飽和脂肪」を大量に含んでいます。アトピーの人は控えましょう。

アトピー改善のために食べるといいとされている食品

EPAやDHA植物油や動物性脂肪がアトピー体質に体をかえるという話をしました。イワシやサンマなどに含まれるEPAやDHAは逆にアトピー体質を改善してくれます。

玄米、ただし合わない人もいるので白米に麦を入れて炊いたり、五穀米を入れて炊くのもおすすめです。

小松菜、ホウレン草、ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜

昆布、わかめ、のり、ひじきなどの海藻類

、ただしアトピー症状がひどいときには青魚ではなく白身の魚にしましょう。

ゴマがアトピー性皮膚炎の症状緩和に効果があるといわれています。

調理方法にも工夫を

日本食の調理法は油をほとんど使いません。

ご飯は炊く。野菜などは煮る、または茹でる、蒸す。

魚は焼くか煮る。油をつけないで焼く。炭火で焼く。

漢方薬で治る人も

漢方は即効性はなくても徐々に効果がでるものがたくさんあります。

専門の漢方医で処方される漢方薬で少しずつ体質が改善され、アトピー症状が徐々に減る人も増えています。

なかなか薬を使っていても治らないのでしたら専門医に相談をしてみることをおすすめします。

相談のできる漢方医一覧

http://www.k-suisinkai.jp/feature/care.html

シュガースクラブも

食品として過剰に口にするとアトピーを悪化させるといわれる砂糖ですが、皮膚の保護には効果があります。

実際に病院では床ずれ対策に砂糖を使用しています。

まとめ

成人型アトピー性皮膚炎は何年かかけて自然に治ることが多く、薬を併用しながら規則正しい生活を取り戻すようにすることが一番の治療の近道です。

一時的に治ったとしても体質改善をしなければ再発してしまうこともあります。

できるだけ早くしっかりと炎症を抑える、そしてうるおいを保つスキンケア、免疫力を下げる食品をなるべくさける、さらに皮膚への刺激を減らすことが症状コントロールのポイントとなります。

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